今回は睡眠不足が太る原因と対策法をご紹介していきたいと思います!!
睡眠の役割とは?
睡眠の大きな役割として、脳と身体の疲労回復や身体の働きを正常にする(健康状態を保つ)この2つが考えられます。
睡眠不足になると、身体の健康状態が保てず色々な症状が現れてきます。
睡眠不足が太る原因は?
睡眠不足で食欲倍増!?
アメリカの大学の研究では、睡眠不足になると、食欲を抑えるホルモン(レプチン)の量が低くなり、食欲を高めるホルモン(グレリン)の量が増えたといわれています。
つまり睡眠不足になると、食欲をコントロールするホルモンが働き、食欲が普段より高くなり太る原因となってしまうのです。
睡眠不足でメンタルに悪影響も?
睡眠不足が続くと、不安や混乱、抑うつ傾向が強まるといわれています。さらに短期間(5日間)の睡眠不足でも、情動的な不安定や抑うつのリスクが増大するなど同じ症状が現れるといわれています。
このように気持ちが落ちた状態が続くと、甘い物やカロリーの高い物を欲するようになります。その結果、いつも以上にカロリーを取ってしまいます…
成長ホルモンの分泌低下も…
睡眠中は成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは免疫力の向上や代謝の向上、美容効果など様々な働きが期待できます。
睡眠不足になると『成長ホルモン』の分泌が減り、疲れが抜けなかったり、代謝が落ちるなどパフォーマンスや肥満にも結びついてきます!
理想の睡眠時間は?
理想の睡眠時間は、7時間といわれています。7時間睡眠が1番死亡リスクが低いといわれており、8時間以上の睡眠時間になると死亡リスクが高くなる傾向があるそうです。
つまり、短すぎても長すぎても良くないということが分かりますね。近年ではショートスリーパーの方も増えているので一概には言えないですが…
睡眠の質をあげる方法
空腹睡眠を心がける(就寝の3時間前食事を終える)
就寝時には消化活動が終わっていることが理想的です!!
夕食後すぐに寝てしまうと体は消化活動を続け、内臓が休めなくなります。その為、睡眠時間をしっかり確保したつもりでも睡眠が浅くなり疲労が抜けにくくなります。
朝食にタンパク質を摂る
睡眠の質をあげるホルモン(メラトニン)の材料は、タンパク質(アミノ酸)から摂取する必要があります。
朝食にタンパク質を摂取することにより、セロトニンというホルモンが分泌され、セロトニンがメラトニンという睡眠の質をあげるホルモンに変わり、質の良い睡眠をとることができます。
朝食のおすすめ食材は『納豆』です!!
就寝前のストレッチ
寝る前のストレッチを行うと筋肉の緊張をほぐれ、睡眠の導入が良くなるといわれています。
筋肉を緩めることで血流がよくなり、深呼吸をしっかり行う事で、リラックスを促す副交感神経を優位にすることで睡眠の質が向上します。