こんにちは!
埼玉県川口市西川口のパーソナルジムSlow Stepトレーナーの松本です⭐️
今回は、ダイエットにおいて体重の増減が激しくなりやすく、挫折もしやすい生理についてご紹介いたします!
大前提!!!
もちろんですが松本の経験談としてお話することはできませんので、お客様にアドバイス等をして心情や効果を感じていただいたものをご紹介することになります。
生理に対して理解が深まると、メンタル的にも相当楽になると思いますので、最後まで読んでくださると嬉しいです(*´∀`)♪
まずは生理の仕組みからご説明します!!
生理ってなんで起きるの??
生理は、女性ホルモンの影響で起こる
その女性ホルモンというのが、
【エストロゲン】と【プロゲステロン】です!
生理が終わってから排卵までは卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が多い時期で、「卵胞期」と呼ばれます。
また、排卵後から生理までは黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が多くなり、「黄体期」と呼ばれます。
排卵と生理のサイクルによって起きる生理現象です!
生理痛の原因とは??
生理痛を起こす原因はいくつかありますが、考えられるものとして…
1.“子宮の収縮“による痛み
生理は子宮を収縮させて、子宮内膜を血液とともに「経血」として体の外に出そうとする役割である【プロスタグランジン】が分泌されます。
そのプロスタグランジンの分泌量が多いと、子宮の収縮が過剰になってしまい下腹部や腰などに強い痛みを感じさせる原因になってしまいます。
プロスタグランジンの一種には、痛みを強める作用があるとも言われていて、頭痛や腰痛の原因にもなります。
2.子宮の出口が狭い
1と似たような原因ではありますが、子宮の出口が小さいと経血がスムーズに外へ流せず痛みが生じることがあります…
お客様で聞くのは、出産する前よりもした後の方が楽になったと言う方もいます!
おそらく出産によって出口が広がり、スムーズに流すことが出来たのではないかと思います!!
3.血行不良による痛み
身体が冷えると、血液の循環が悪くなって痛みのもととなるプロスタグランジンが骨盤内に溜まり、痛みが強くなります。
経験がある方もいると思いますが、生理が始まると、体温は生理前よりも下がる上に、プロスタグランジンの働きで血管の収縮が強くなります。
血管の収縮が強くなり、より血液が流れにくい状態になるので、痛みが強く出てしまいます。
体重の増減が激しいのはなぜ??
生理の前中後で痩せやすい時期、太りやすい時期があります!
痩せやすい時期
生理の終わりごろから次の排卵の準備をする生理後2週間は、代謝をアップさせる働きのある卵胞ホルモンの分泌量が増加するので、ダイエットに適している時期と言えます!
精神的にも安定していて、食欲もコントロールしやすいタイミングです!
黄体ホルモンの作用で、カラダにため込んでいた水分が排出されるタイミングでもありますので、体重の減少が起きやすくモチベーションも上がります(^^)
痩せにくい時期
排卵後、妊娠に向けて栄養分や水分をカラダに蓄える時期は、黄体ホルモンが優位になり痩せにくい時期となります!
基礎体温をつけていると、排卵後は体温が上がるので、そのタイミングに気づきやすいです。
月経期に向けて黄体ホルモンの分泌が増え、イライラしたり、気分が落ち込んだりすることで気がつく場合もあります。
それを踏まえて本題へいきます!!
生理周期にあわせたダイエットについて解説
ダイエットというと、ひたすら食事制限をしたり、運動したりすることを考えがちです。
しかし、毎月女性ホルモンの分泌が増減して、食欲やカラダに大きな変化があらわれます。
順調にダイエットをしていたけど、リバウンドした、体調不良を起こしたなど、ダイエットがうまくいかなかった人は、女性ホルモンの働きをうまくいかせていなかったのかもしれません…
反対に、生理周期にあわせてダイエットを組めば、効率的に体重をコントロールすることが可能になるのです!
前中後によって対策は変わるので、今後の参考にしてくださいませ!
生理前中後の痩せるための意識することとは?
生理中にすべきこと
生理中は無理して運動をする必要はありません!
ホルモンのバランスが崩れてストレスを受けている中、さらに「運動しなきゃ」と思うことや、過度な運動トレーニングは返って身体に大きなストレスを与え悪影響へと…
ですので、体重の維持を目標に、食事の質を整えることを意識しましょう!
運動を本格的に開始するのは代謝がアップしやすい生理後が最も効果的です!
生理後にすべきこと
生理が7日あるとして、生理後8日目からの1週間に集中して運動を行います!
卵胞ホルモンの分泌が増える時期なので、ココロも比較的に安定していて、集中力も高まるので、運動にも取り組みやすいはずです!
ジョギング・エアロビクス・水泳といった有酸素運動をすると、脂肪の燃焼が高まります!!
生理後はマリオでいう、【スター状態】
腹筋・背筋・スクワットといった筋肉運動も取り入れることで、メリハリのあるカラダ作りや基礎代謝アップに効果的です!
生理中のイライラをぶつけて綺麗な体を手に入れる一歩にしましょう!!
生理前にすべきこと
妊娠に備えて黄体ホルモンの分泌が高まり始める時期です。
カラダに栄養や水分を蓄え始めるため、食欲が一気に増す方もいます。
心身ともに不調を訴えがちになるので、この時期はストレスをためずにリラックスして過ごすことを意識しましょう!
運動をすることがストレス解消になるという人は運動を続けても問題ありません!!
逆に、運動をする気分になれない人は、無理に運動を続けようとしないで、軽いストレッチやヨガ、ウォーキングなどにとどめておきましょう!
運動によって落ちた体重をリバウンドさせないことを目標にする調整期だと考えると、気分も楽になるのではないでしょうか。
生理前は、便秘やむくみが起こりやすい時期でもあるので、デトックスを意識して、食物繊維や乳酸菌を積極的に摂取したいものです。水分の取り過ぎにも気をつけなければいけません!!
カリウムを多く含むバナナ・リンゴ・ひじき・わかめなどの食品を意識して摂取すると、カラダの余分な水分を体外に排出するのを促してくれます!
↓軽いおすすめ下半身ストレッチ↓
今回、生理痛についても触れた理由は、総じてストレッチや湯船に浸かるなど身体のケアが最適過ぎるからです!
血流を良くすることで、生理痛だけでなくダイエット、姿勢不良、むくみなど多くの悩みが解決に導く大きな一手になるので、生理の間は特に意識出来ると良いですね!!