今回は、『体脂肪の仕組み』についてご紹介していきます!!
体脂肪が増える仕組みを理解することで、普段の食事で気をつける事が見えてくると思います!!
体脂肪が増える仕組み
体脂肪が増える仕組みは、筋肉や内蔵に入り切らなかった糖質や脂質が全て余すことなく脂肪細胞の中に入って体脂肪として貯蔵されます!
脂肪細胞とは?
脂肪細胞とは体脂肪に貯蔵する風船なようなもので、体脂肪が増えればどんどん膨らんでいきます。
脂肪細胞の容量は決まっており、入り切らなくなると、新たな脂肪細胞が作られます。
このように、過剰な糖質や脂質を摂取し続けると脂肪細胞が増えて肥満の原因になります。
糖尿病のリスクも…
脂肪細胞を作れる数は個人差があります。脂肪細胞が作れなくなり限界に達した場合は、糖質や脂質が脂肪細胞に入り切らず血液中に溢れ出します。
これが、糖尿病や脂質異常症と呼ばれる症状です。
他にも、肥大化した脂肪細胞の周囲に炎症がおこり、インスリン感受性が弱まり、過剰な糖質や中性脂肪を取り込むことが出来なくなり、糖尿病や脂質異常症が発症する事もあります。
脂肪細胞の炎症により、脂肪細胞内に蓄えられた脂肪の分解はされにくく、脂肪細胞がなかなか小さくならなくなります…
食事で気をつけること
食事で気をつけて欲しいことは、揚げ物やファーストフードなど高脂質な食べ物の摂取は控えれると良いです!!
高脂質な食事を続けると、脂肪細胞の風船が膨らみ、どんどん量は増え体重増加に繋がってしまいます。
糖質に関しては、身体を動かすために必要な量を摂取する事が大切です。
必要な糖質量は、筋肉量や活動量などによって個人差があります。私が担当しているお客様には3食お茶碗一杯程度のお米は食べてもらっています!
体脂肪を減らすには?
体脂肪を減らすには、脂肪細胞の風船を空っぽにする必要があります。
そのため、糖質の摂取量を調節し、脂質はできるだけ控え、大豆や魚など良質な脂質から摂取する必要があります。
他にも、筋トレや有酸素運動を行い活動量を増やす事も効果的です!!
脂肪細胞が増えれば増えるほど、満腹感を感じなくなる?
脂肪細胞は脂肪を取り込み膨らんでいくと食欲を抑える『レプチン』というホルモンが分泌されます。
つまり、脂肪細胞は適量の脂肪を取り込んだら『もう食べなくていいよ〜』と脳に指令を送ってくれます!
それでも食べ続け脂肪細胞が過剰に肥大化すると、レプチンは脳で効かなくなり満腹感を感じなくなります。そのため肥大した脂肪細胞が増えると食欲が抑えれなくなり過食をしてしまいます。
ご紹介した通り脂肪を多く蓄えれば蓄える程、食欲が増え、分解されにくい脂肪細胞が増えていきます!
『ダイエット』は、脂肪細胞を蓄えすぎる前に始めるのが理想です!